GO DOWN GAMBLIN' ver.1 & 2005年のごあいさつ

はじめて作ったホームページトップ(2005~2013年)。

niftyのらくらくホームページで作成し、らーばんねっと(千葉ニュータウンのCATV)のサーバに置いてありました。



 

 

 

 

 

2005年2月のごあいさつ

若い頃、大橋巨泉にはまった。金曜イレブンは欠かさず見た。「巨泉の競馬」上・下も勝った。年間でプラスになるのはすごいことだと書いてあった。

毎日結果を記録することにした。あっさり、年間プラスになった。

でも、うれしかったのは一時だけで、あんまり面白くない記憶が残った。12月など、プラスを維持しようとして有馬記念も含めてあまり買わなかったし、だんだん休むことも多くなった。

寺山修司だったか、「あなたは競馬でプラスかマイナスか」と問われて、「じゃあ、あなたの人生はプラスですかマイナスですか?」と答えたという。

ギャンブルは勝つか負けるかが大切なんじゃない。生き残ることが大切なんだと思う。

だから、ギャンブルする際に最も気にかけなければならないことは、いかに勝つかではなくて、いかに負けないか、ではないかと思う。ギャンブルで勝つときは、ほとんど何も考えなくても、打つ手打つ手が面白いように当たって大儲けするようにできている。基本的に、どうしたらいいだろうと迷うときは、負けるときか勝てないときかのいずれかである。

このとき、負ける方に一直線で向かうとその先には破滅が待っている、ような気がする。勝てない、の方にできるだけ近づけることが、長くギャンブルを続ける要諦なのではないか。昔から「元金を持って帰れば名人なり」とか「勝てないときは半ジギリ」とかいうのは、きっとそういった境地なのだろうと勝手に判断している。

そのためには、自分がどのようなパターンで負けることが多いのかを把握しておくことが必要だ。別項で述べるように、同額ベットでそんなに大きくマイナスすることはない。どこかで、ベットアップの罠にはまっていることが多いはずである。また、信じられないマイナスが続いているとすれば、それは自分がどのような状態のときなのかを把握し、次回からはできるだけそうした状態にならないよう配慮することが必要であると考える。

本業で潤沢なギャンブル資金を確保できている人などめったにいないはずである。ギャンブラーの多くは、それを失えば実はかなりきつい、という金を張っているはずだし、それこそがギャンブルの醍醐味といえなくもない。だとすれば、有り金をすべて失うことは極力避けなければならないし、そうならないよう、仮に傍目からはみみっちく見えるとしても、1チップでも原点に近づける努力を怠ってはならないと思う。

[Feb 22,2005]

2005年3月のごあいさつ


ホームページとブログを初めてちょうど1ヵ月になる。この間、いろいろな方のご協力により、ブログのアクセス数は千件を超え、工事中であるHPの閲覧も67件と、予想をかなり上回る好調なスタートを切ることができた。

ご紹介いただいた「生涯独身.com」の管理人様、勝手に掲示板からリンクを張らせていただいた「リゾカジ.com」のマスター様、「澳門娯楽場指南」のPASSLINE様をはじめ、いろいろな方にお世話になりました。この場をお借りして御礼申し上げます。ありがとうございました。

さて、こうしてBlogとHPをやってみて初めて気がついたのだが、この2つはかなり性格が違う。HPが大げさに言うと「全人格的」というか、自分の言いたいことをかなり多角的多面的に表現できるのに対し、Blogはそれらとは切り離した、記事そのものの完結性が求められる(ような気がする)。

Blogの記事は、書いた人のプロフィールや考え方の背景や、その記事を書くに至った経緯などの前後関係が捨象されて、単独の存在としてネット上でやり取りされる。だから、Blogの記事を書く際には、それら抜きでも分かってもらえるよう、完結性とわかりやすさに気をつけるようにした。その結果Blogの記事が長くなる傾向にあり、1本を書く時間も徐々に長くなってきているのはつらいところである。

一方HPについては、当初考えていたのはBlogの記事を整理する倉庫的なイメージであったのだが、こうなるとちょっと違ってくる。もちろんそうした要素もあるのだが、Blogでは書ききれない、考え方の背景や根拠、裏話的なものはHPでとりあげるべき話題なのではないか、と思うようになった。

というわけで、今回「お試し期間」から本運用への移行にあたっては、項目立てを整理するだけではなく、「今月のコメント」というコーナーを作ることにした。ここでは、上にあげた理由によりBlogでは書ききれないことを書いてみることにしたい。

これまでROMで楽しませていただいたいろいろなHPがあるが、大体3~4年で更新頻度が極端に長くなっているようなので、私の目標はひとまず5年である。5年経てば公私ともにいろいろな区切りとなるので、ぜひ5年間は続けたいと思っている。幸い、ギャンブルやスポーツブックは1週間ごとに新しい話題があるので、細く長くがんばります。

[Mar 21,2005]

2005年4月のごあいさつ

こわごわ始めたBlogですが、早くも2ヵ月が経過しました。コメント、トラックバックいただいた方々はじめ、皆様のご協力にあらためて感謝いたします。ありがとうございました。

アクセス数は1ヵ月目でちょうど1000件を突破したのですが、2ヵ月目では2700件あまり。1000件ごとにBlog上でご報告させていただく予定ですが、近々3000件のご報告ができるかと思います。BlogからHPに入ってきていただく数も少しずつ増えておりましてすでに170件余りとなり、作者といたしましては大変うれしく思っております

それはそれとして、アクセス数や閲覧記事、リンク元などを見ておりますと、おもしろいことに気がつきます。もともとこのBlogはカシノ、ギャンブルの観点からスポーツや社会現象をみてみたら面白いのではないかという発想でスタートし、カシノ、ギャンブル関連記事にはそれなりの気合を入れて書いているのですが、気合を入れた日の記事にアクセスが多いのかというと、そんなことはありません。

もちろん、そんなことは「想定内」だったのですが、予想外だったのは、10分、15分でばたばたと打った記事の方が結構アクセスが多かったりすることです。「亀田KO勝ち(2/22)」なんていう記事がいまだにアクセス数上位だったりするのをみると、こういう記事も書いておかないといけないのかなあ、なんて思ってしまいます。それはさておき、今後もギャンブル以外の話題も時たま出そうと考えていますので、よろしくお付き合いください。

わたくし事ですが、4月に異動で新しい部署に移ったのですが、ようやく新任したてのばたばたした状態が終息に向かいつつあります。一方で、相当飛び込みの仕事が多く、非常に休みづらい環境にあることも分かってきまして、正直気が重くなってきました。

7,8月に夏休みがとれそうにない、というのは、どちらかというと9月に休みたい方ですのであまり気になりませんが、金曜日・月曜日に取りにくいというのは海外カシノ派にとって痛いところです。まあ、日本のサラリーマンのスタンダードではあるんですが。先日、職場の歓送迎会で自己紹介かたがた「そんな訳で、ときどき休ませてやってください」と言ったところ、偉い人に一蹴されてしまいました。金曜日終わってから出発、なんて計画も、これから考えなくてはならないかもしれません。

例年、GW明けまで悩まされる花粉症もそろそろ大丈夫そうだし、この前まで寒かったのにもうすぐ長く暑い夏がやってきます。何をするにも心身の健康が一番大事ですので、皆様も健康には留意されて、楽しいカシノ and/or ギャンブル生活をお過ごしください。ではまた。

[Apr 23, 2005]


2005年5月のごあいさつ

Blogのストックも大分たまってきて、訪れてくれる人も多くなりとてもうれしく思っています。1ヵ月目は1日20~30件のアクセスが、2ヵ月目には1日40~50件になり、今月は70~80件になりました。やっぱり、多くの方に読んでいただけるというのは感激です。

それとともに、こちらのHPの方もHTMLの書き方というのが大分分かってきて、更新も比較的短い時間でできるようになりました。これからは、HP独自の記事や写真を充実させたいと思います。アクセス数はこちらの方はあまり気にしないことにしています。

さて、何人かの方にBlogの更新頻度が高いとお誉めをいただきましたので、そのへんのことについて今月は述べてみたいと思います。何回かご覧いただいた方は気がつかれたと思いますが、基本的にBlogは一週間単位でほぼ書くことを決めてしまっています。具体的には、週末にはスポーツブックや競馬などの展望記事、週始めにはその結果ですね。これは、暇さえあれば考えていることですので、書くのにほとんど時間はかかりません。

あとの残りの日に、記憶に残る本の話とか、場所の話、カシノゲームの話、ギャンブル全般の話題、その時々の事件その他といった内容をかわるがわる掲載しています。幸いに、書きたいことはまだまだありますので、その内容を暇なときにまとめて下書きしておいたり、通勤電車の中で構想を練ったりします。実際に書く時間は1本あたり15分か20分といったところかと思います。

というのは、毎日更新するにはそれほど長い記事は書けないし、読む人にとっても2~3分で読めるものの方が長続きするだろう、と思っていることがあります。その意味で、ニフティのBlogはとても読みやすく作ってあるので、重宝しています。

話は突然飛びますが、仕事が好きな人はあまりいないと思います。私の場合、仕事が嫌いであるにもかかわらず、ぼんやりしていると仕事のペンディングのことが頭から離れないということがしばしばあります。カシノの最高にいいところは、ゲームの間は勝ち負けとカネのことしか頭になく、大嫌いな仕事のことが頭から離れるというところにあります。Blogにも同じような効果があって、何を書こうか考えたり、コメントに回答したり、アクセスを分析したりしていると、その間は仕事を忘れることができます。

その意味で、Blogを書くこと自体が私自身のストレスを軽減している訳で、5年は続けることを目標としておりますが、その間できるだけ多くの回数更新していきたいと思っております。

[May 21, 2005]

2005年6月のごあいさつ

いつのまにか、6月も半ばである。寒い冬が終わったと思ったら花粉症の春が来て、花粉症がおさまったと思ったらもう梅雨から夏である。ついこの間までお湯で顔を洗っていたのに、今日などは冷たい水が気持ちいい、そんな季節になった。

個人的には、夏より冬の方が好きである。皮下脂肪が十分にあるのであまり寒く感じないというのもあるのかもしれないが、汗をずっとふいていなければならない夏は少々苦手である。みんな薄着になるので、満員電車でひとと肌が触れ合うのも好きではない。だからもう10年以上、夏でも長袖のYシャツである。省エネルック(いまはクールビズというのか)なんて、頼まれたってお断りである。

それに加えて、夏は冷房の電気代がばかにならない。これまで何度か「退職→失業→給料ガタ減り」というローテーションをこなしてきたが、この時期の電気代にはかなり苦労したことを思い出す。暖房はそれなりに節約が可能である(早く寝るとか)が、暑いときは冷房以外に方法がないからどうしようもない。だから昔は、北海道移住をかなり真剣に考えたものである。

暑い夏というと、印象に残っている年は1984年と1994年である。1984年はくずは(駅の名前は樟葉。町の名前は楠葉。当用漢字の関係で本来は樟葉。古事記にも出てくる由緒ある地名だが、九州から出てきた天皇家に滅ぼされた方なので古事記ではあまりいい意味で使われてはいない)にいたのだが、とにかく家から一歩も出たくないほど暑かった。一週間の休暇をどこにも行かずにロサンゼルスオリンピックを見続けたくらいである。

1994年もまた暑かった。このころはまだ子供が小学生だったので、毎年北海道に行っていたのだが、そこでも32、3度が続いた。北海道は夏が短く当時宿泊施設でも冷房のないところは珍しくなかったので、夜の寝苦しさといったら例えようもなかった。くやしいので、全国の天気予報を見ながら、「東京は37度だよ。北海道で良かったなあ。」などとやけになって言っていたほどであった。

あれから10年たって、そろそろ恐ろしい夏がくる周期である。昨年も真夏日の記録ができたくらい暑い日が続いたが、恐ろしく暑かったという印象はなかった。なんとか、穏便にすませていただきたいと願う今日この頃である。

[Jun 12, 2005]