2並びの日
2022年2月22日は2並びの日だった。この日の朝、コンピュータを立ち上げるとインターネットに通じない。Wifiの親機までは問題ないのだけれど、そこから先がつながっていないのである。2000年1月1日に、かなりの数のコンピュータが動かなくなるおそれがあるという「2000年問題」は今は昔の話だけれど、2並びで動かなくなる理屈はなさそうだ。
変だなと思って配線を確認したが問題はない。同じ線で家に入ってきている電話とCATVはちゃんと通じている。24時間対応の窓口に電話するけれどもずっと話中である。障害情報もメンテナンス情報も更新されていない。
仕方ないのでメール受付に「ネットにつながらないぞ」と連絡して必要最小限の作業をスマホで済ませ復旧を待つ。朝5時前に立ち上げた時すでに不通で、朝9時になってもそのままである。
現役の時には、インターネットにつながらないとメールのやりとりができなくなるので、もしもの時を考えてCATV経由とNTT光と両方契約していた。リタイアして急ぎのメールもないだろうから、NTT光を解約して月約7千円を節約したのである。
(急ぎのメール以外にも、ネットポーカーで回線が飛ぶと悲しいからという理由もあった。実はそちらの方が大きかったかもしれない。)
いつまで待ってもらちが明かないので、返却期限が来た本を返しに白井市立図書館に向かう。そして、帰りに買い物に木下経由で帰ろうとしたところ、松山下公園あたりで片側に車線規制している。
見ると、道路の左側の家が黒焦げになっていて、消防車やパトカーが何台も止まっている。リフトの付いた車も数台来ていて、何か作業をしている。ああ、これだなと思った。
帰ってCATVのホームページを見ると、障害情報が更新されていた。やはり、この火事が原因であった。なんと、市内全域でインターネットが不通となっていたということである。電話窓口がずっと話中になる訳である。
メールの返事も来ていて、火事でインターネットの上位回線であるKDDIとの連結が切れて、現在復旧作業中と書いてあった。すでに保守員は待機しているが、東電とNTTの後になるのでしばらくお待ちくださいということである。
結局、復旧したのは午後2時過ぎてからで、この日は半日以上ネットに通じなかった。ホームページもブログもスマホで管理画面には入れるけれども、慣れてないので12のボタンではひらがな入力するのに時間がかかる。
それ以上に、普段TVでなくYouTubeやAmazon Primeでニュースを見たりいろいろな番組を見たりしているので、ネットに通じないと半日だって相当なストレスになる。
やっぱりNTT光もバックアップ用に必要かと思う反面(前のお宅はNTT光で全然問題なかった)、月7千円はでかすぎるとも思う。そうした費用を出すのが難しくなるのが年金生活者なのであろう。
[Feb 23, 2022]
ホームページもいずれ固定電話のようになる
先日、ブログの記事を書くのに調べたいことがあって、Googleで検索した。(具体的には、ある山の情報である)
ところが、出てくるのは決まったサイトばかりで、知りたい情報が全然載っていない。1ページ目の半分より下になると、勝手に検索項目を削除して(「山名由来・含めない」なんて調子である)、結局図書館で調べなければならなかった。
十数年前まで、Googleはこんなではなかった。検索項目に該当する情報をちゃんと探して、なければないということが分かった。勝手に検索項目を削除してかさ増しするなんてことはしなかった。
モバイルフレンドリーだの検索パフォーマンスだのうるさく通知は来るけれども、Googleから私のサイトに入って来るアクセスは極端に減った。以前は1日数十件あったものが、いまでは1日数件である。
あれこれ考えると、Googleはマーケットを席巻したので、広告会社としての本音を前面に出し、広告料を払ってくれるところだけ紹介するサイトに成り下がったのである。
だから都会に出てきた若い人が、Googleで検索してインチキ水道会社に大金を取られるのである。 せっかく世界中のサイトをbotで回って収集して、AIで整理しているのにこの始末である。
自分達のカネ儲けがすべてで、利便性なんてことはひとつも考えていないのである。嘆かわしいことだ。 こういうことが続くと、だんだんGoogleで検索しなくなるし、そうなると広告も見なくなって長期的には広告料も入らなくなる。
YouTubeも同じで、最近内容自体が広告じみた動画ばっかりだ。 そうやって、情報企業は少しずつ客が離れていくのだろう。
MicrosoftにせよGoogle、Amazonにせよここ二十年くらいで大きくなった会社だけれど、私が生きている間に落ち目になるのだろうか。
私も自分のサイトを見てほしいとは思うけれど、広告料を払ってまでそうしたいとは思わない。せっかくこういう便利なツールがあるのだから、壁新聞を貼るより少しは人目に触れるだろうと思っているだけである。
ホームページやブログは個人で情報発信できる画期的な技術だと思っていたけれど、カネ儲けの前には陳腐化せざるを得なかった。いままさに、固定電話がオレオレ詐欺、架空請求の温床となり、警察が固定電話はやめましょうと言う時代である。ホームページやブログもいずれそうなる。かなりの責任はGoogleにある。
[Jun 2, 2022]
お名前.com 利用料は上げないがサービス料を新設ってそりゃ詐欺では
少し前に、お名前.comのレンタルサーバ利用料を永久に値上げしないという広告について書いた。きっとドメインで元をとるつもりだろうと予想したが、事態はそれよりずっと悪かった。利用料は上げないがサービス料を新設するというのである。
現行取っていない料金を新たに取るならば、それは値上げである。このご時世で値上げがいけないと言うつもりはないが、それならそれで利用者に対する誠意が求められる。こういうやり方には、誠意も何もない。
売上が確保できるなら、嘘だろうと詐欺だろうと構わない。うまいセールストークに騙される奴が悪い。永久に利用料が据え置きになるはずがないだろうというのが彼らの言い分であろう。
値上げしたいならまずコスト削減の努力をして、それでも吸収できなければ申し訳ありませんが値上げさせていただきますと頭を下げるのが筋である。レンタル料という名前だろうが、サービス料という名前であろうが、利用者から取ることに変わりはない。
あるいは、市場環境でいかんともしがたいのが今回お願いする「サービス維持調整費」で、われわれの企業努力とは関係ありませんと言いたいのかもしれない。
そんなバカな話はない。私企業の活動でマーケットが関係せずに価格が決まるものなどない。マーケットがどう動くか判断するのが企業経営者である。
そんなことを言い出したら、金利が上がれば調整費、人件費が上がれば調整費、為替が動けば調整費で、すべて調整費が必要になる。値上げするのは勝手だが、顧客がそれで納得すると思っているのだろうか。
こういうことを平気で言う連中がIT長者だというのだから世も末である。かつては、企業は公器とされ、経営者はそれなりの人格見識が求められた。レンタル料は据え置きますが別途サービス料をいただきますなどと言えば、間違いなく不買運動が起きただろう。
そして、「利用料は永久に上げません」とセールスした舌の根も乾かないうちに、実質的に値上げというのだから、こういう広告を出していいのだろうかという疑問がある。
私自身はこの広告にひっかかってサーバを移転した訳ではないので利害関係者ではないが、もしそういう人がいたら「これは詐欺だろう」と言い出さないのだろうか。
消費者庁という役所は、こうした詐欺的な広告を監視して摘発するのが仕事ではないのだろうか。統一教会をやり玉にあげるのもいいが、世の中にはこういうこすからいことをする奴らがいっぱいいるのである。
おそらく、年寄りには読めないような小さな字で契約書類のどこかに書いてあるのだろうし、電力会社もガス会社もやっているのにわれわれがやって何が悪いと思っているかもしれない。
いずれにしても、お名前.comは機会をみて解約する方向で検討すべき段階に来ているようである。
[Dec 28, 2022]
「お名前.com」で乗り換え時サーバ利用料値上げせずの広告に続き、別途サービス料を徴収するという通知。誇大広告を通り越して、これは詐欺広告であろう。消費者庁は何も言わないのか。
サーバ移転で大忙し
サーバ利用料は永久に値上げしないがサービス料を新設というお名前.comの詐欺まがいな手口にあきれて、レンタルサーバを移管することを決意した。
私は過去18年のブログ原稿をホームページに保管していて、5年前からそれをWordPressで管理していた。そのため、レンタルサーバが必要になったのである。
ところが、こういう事態になってみるとWordPressというシステムは、こういう目的で、特に年寄りが使うものとしては全く適切ではなかったのである。
今回調べてようやく理解したのだが、WordPressは使用する画像データはuploadsというフォルダに保管されるが、記事のテキストデータはユーザが見える場所に置いていない。My SQLというデータベースの中にある。
そのデータそのものは異なるレンタルサーバ間でも移管できるのだが、そのためにはデータベースに関する知識が必要である。仮に移せたとしても、WordPressの中でしか使えない。データベースからHTMLにデータ全体を移すことはできないのである。
つまり、WordPressに入れたデータはWordPressでしか使えず、しかも知識が必要で手間がかかるということである。だったら、はじめからWordPressなど使わず、HTMLでタグ打ちしておけばよかった。
5年前になぜそれに気づかなかったのかというと、Googleにモバイルフレンドリーでないと言われて頭に血が上っていたからである。モバイルフレンドリーにしたところで、個人で作ったホームページを検索上位にするはずがない。彼らも商売なのである。
だから、今回やっているのは、5年間にWordPressに移したデータを、もとどおりHTMLに戻してデータ化することである。5年以上前のデータはバックアップしているから、それで大丈夫なはずであった。
ところが、いくら探しても元のデータを置いてある場所が分からないというケースもある。5年間で増えた記事数は600件以上あり、それにプラスして行方不明のデータを探す手間がかかる。とても片手間では済まない。
だから新年になってから、毎日何時間もパソコンに向かっている。やっているうちに方針が定まってきて、どうせなら自分が調べやすく読みやすいようにした。Googleやモバイルフレンドリーなんて知ったことか。
千数百件の記事をいちいち作業しなくてはならないのは、どうやら避けられない。だとすると、要する時間は1週間とか2週間では済まない。あせっても仕方がない。
幸い、お名前.comのレンタルサーバは5月までの年間契約で、それより前に解約しても返金はいっさいない。あと4ヶ月あれば、おそらく目処は立つだろう。なんたって年金生活者、他にしなければならない仕事はないのである。
[Jan 11, 2023]
サーバ移転、一難去ってまた一難
昨年末から鋭意作業中であったサーバ移転作業、2ヶ月経って大分目処がついてきたけれど、まだまだやらなければならないことが多い。
お名前.comのWordPressにあった記事約1,600件をHTMLに戻して格納し直す作業はようやく完了したのだが、ファイルを移せばそのまま画像にリンクされるものと思っていたのに、結局それができないことが判明したのである。
画像の数は優に1万件を超える。これは、以前WordPressが飛んだ時に経験済の作業である。その時は3ヶ月かかった。あせっても仕方がない。地道にやるしかない。幸い、データは移してあるからお名前.comのサーバを残す必要はない。
画像リンクの貼り直しは進めるとして、次はgodowngamblin.comの再構築である。
もとのWordPressは記事も画像も使えないことがはっきりしたから、かえってすっきりする。エックスサーバーのWordPressは移行でなく新規にして、1から作り直しである。
テーマは、これまで2017とか2020とかWordPressから引っ張って使っていたが、エックスサーバーではCocoonというテーマがお奨めである。これを使っている人は多いようで、デザインも見慣れているしヘルプもすぐ出てくる。これを使うことにした。
5年前にWordPressを導入した時には、モバイルフレンドリーとかバックアップとかいろいろ用途を考えたけれど、今回はバックアップには使わない。だから、極力軽量化して、過去記事へのハブみたいに使えればいいと思っている。
Cacoonの勉強を兼ねて、まず3月上旬に第1版をリリースできるよう準備中である。あわせて、現在画像が空白になっている過去記事を少しずつ修正していく。おそらく、連休前までかかるだろう。
年金生活者なので、連休でなくても連休である。一区切りつく頃には、もうひとつ歳をとっている。
[Feb 25, 2023]
お名前.comのサーバから記事を移したけれども、結局画像とのリンクがとれないことが判明した。こんな感じで空白になってしまう。これから1万数千件の画像リンクを貼り直さなければならない。
サーバー移転ようやく一段落
昨年末からとりかかっていたレンタルサーバーの移転作業が、ようやく一段落した。
繰り返しになるが、「サーバー利用料は永久に値上げしません」とキャンペーンを張っていたお名前.comが、サービス料を新設して実質値上げという詐欺まがいのことをするので、サーバー移転を決意したのが昨年末である。
決意したけれども、これまでのブログ記事はレンタルサーバーのWordPressに保存してあった。これがまた、原稿がデータベースに入っているものだから簡単に移せない。結局、再びHTMLに戻して保存せざるを得なかった。
そして、画像データはuploadsのファイルを移転すればそのまま使えると思い込んでいたのに、これがまたうまくいかない。これもいちいちリンクを貼り直さなければならなかった。
HTMLに戻すのに2ヶ月、画像データリンクに1ヶ月、計3ヶ月を要してようやくお名前.comのレンタルサーバーを解約できる状態になった。その間、一日何時間も、まるで現役時代に戻って仕事をしてるみたいな日々を送ったのであった。
ようやく新しい体制が整って、お名前.comのレンタルサーバーを解約した。と思ったら、期限の7月末まではそのまま契約が続く。それまでは取り消し可能ですとアピールしている。しないけど。
ドメイン2件は期限も近いのでとりあえず継続する。1件千数百円がいくらか値上がりするが、これくらいで済めば許容範囲内である。落ち着いたら、これも移管を検討するつもりである。
毎日の手順も固まりつつある。その日にupしたブログの記事はジャンルごとにまとめてHTMLで保存する。ちゃんと出力されるかどうか確認して、FTPでエックスサーバーに送る。WordPressはデータ保存には使わない。
7~10本の記事を1つのファイルにまとめたので、記事の総数もそれだけ少なくなった。もしエックスサーバーがダメな場合にも、今度はHTMLのデータを移すだけだから1週間とかそんなレベルで済みそうだ。
考えてみればもうすぐ66歳なのだから、いつまでも若いつもりでキーボードを叩いていることはできないだろう。とはいえ、日記を読み返すみたいに昔書いた記事を読むのは楽しいから、ある程度キャッチアップしていかなければならない。
前も書いたけれど、私のブログの想定読者は過去の自分であり、未来の自分である。家の奥さんには、「そんなもの書いて誰が読むの?」とあきれられるのだが、書いたことをとっくに忘れた未来の自分が読んで楽しむから、それでいいのである。
[Mar 25, 2023]
レンタルサーバーをXサーバーに乗り換えた。速さとか安定稼働は当然として、永久に値上げしないとか大ウソをつかない会社の方を選びたい。
EdgeよりもFirefox
しばらく前から、ブラウザが重くて仕方なかった。ただ重いだけではなく、入力の途中でフリーズしてぐるぐる回りっぱなしになる。
EdgeとChromeをかわるがわる使って、キャッシュが重くなるのを防いだけれど、効果があるのは変えた当初だけである。ネットに書いてあるキャッシュクリアとか拡張機能クリアといった対処方法はすべて試したけれど、さしたる改善はみられない。
途中で何度もフリーズするので、ブログ更新時にいったん「メモ帳」でテキスト入力して、コピーアンドペーストで対処していた。でも、何か釈然としない。そんなに重いのに、ニュース画面を付属させたりいちいち同期させる必要がなぜあるのだろう。
マイクロソフトもグーグルも広告会社であり、広告費で稼いでいる。かつてのようにOSとか検索サービスでコンピュータの使い勝手をよくするためにやっている訳ではない。
ならば、いつまでもマイクロソフトやグーグルに義理立てすることもない。ブラウザの中にはFirefoxのように、余計なサービスを付けていないものもある。ブラウザでニュースをやってもらう必要はない。
ということでFirefoxを入れてみたのだが、意外とさくさく動く。1週間2週間と使ってみたけれど、重くなることもない。やっぱり、マイクロソフトやグーグルは余計なことをしていたのだ。
ウィルスなどが入ってしまい、パソコンに入れたデータがすべてダメになるおそれがあるから、多少の夜間アップデートはやむを得ない。しかし、キーボードを叩くたびにフリーズされていたのでは、そもそも使い物にならない。
だったら新しいパソコンを入れろと彼らはいいたいのだろうが、壊れていない電気製品をいちいち最新のものに買い替える習慣はわれわれ世代にはない。多少の不便はがまんして、使い続けるのが当り前である。
現役時代にコンピュータ関連の仕事をしていた時に、なぜ7~8年も経つと設備をすべてリニューアルしなければならないのか不思議だった。故障した時に部品がありませんと言われて仕方なかったのだが、仕事ならともかく個人で使うのにそこまですることはない。
海外ニュースを見ていると、身一つでヨーロッパに密入国しようとする難民も、みんなスマホを持っている。iフォンは壊れてなくても買い替えさせるのがアップルの戦略だが、彼らもその都度買い替えるのだろうか。
そして、アップデートしたから機能が格段に上がるのかというと、せいぜい動画の処理が速くなるくらいである。そんなものはいらないし、長く使えてストレスがかからないだけで十分である。
Firefoxに替えて以来、キーボード入力時にフリーズすることもなく、画面遷移もスムーズである。できれば、何ヶ月使い続けてもこのままであってほしい。
マイクロソフトやグーグルは、こんなことばっかりやっていると民放TV局と同じ運命をたどることになるだろう。
[Oct 2, 2023]
Edgeやchromeが重くて仕方ないので、ブラウザをFirefoxに切り替えた。いまのところ順調で、ストレスがかなり減った。最新ニュースや同期などいらないから、ブラウザはさくさく動くことが最も大切だと思う。
ブログ村もダメかもね
久しぶりにWordPressへの単独投稿。かつてインターネット関係で頼りにしてきたNiftyと忍者はいろいろ問題があって解約した。その後もぱっとしない状況だが(そもそも忍者は会社があるのか?)、ブログ村もそろそろ危なくなってきたようだ。
ブログ村を運営しているムラウチドットコムは村内さんという人がやっていた東芝系列の家電量販店であった。インターネットの進展とともに守備範囲を広げ、ブログ村を運営するムラウチドットコムを設立した。しかし、家電量販店はすでに閉店され、ブログ村の運営しか残っていない。従業員100名に満たない中小企業である。
MicrosoftだってGoogleだって中小企業からスタートしたのだから規模が小さいから経営体質が弱いとはいえないのだけれど、昨今のブログ村はやたらと広告ばかりである。「みなさんのお力をお貸しください」と言いつつ、やってることはユーザーに不便をかけて広告費増収を図っているだけである。
そして、妙なことに私のサイトの順位がじわじわ上がってきた。アクセス数はたいして変わらない。察するところ、私が上がったのではなく他が下がってきたのである。
ブログ村を見ようとするのは、自分が興味ある分野の新着記事を確認するためである。それが、新着記事以前に広告ばっかしである。特にスマホでは、肝心の新着記事の前に三重四重に広告が重なって、全然探せない。「×」印をクリックしても、その広告が大写しになるだけである(わざと?)。
同時に「有料プランにすれば広告非表示にできます」と、親切ごかしの広告である。月100円くらいなら払わないでもないが、月500円だそうである。月に500円払うほどのサービスか。サイトがそんななのに、アプリ「ブログみる」を入れてくださいなのだそうだ。わざわざ広告を見るためにアプリを入れる人がいるのか。
そんなこんなで、ブログ村のユーザーは確実に退避しているのだろう。みんなアクセスしないから順位が下がり、それだけ私のサイトの順位が上がっている。実際に見る人は、増えるどころか減っていると思われる。
そもそも、ブログみたいな文字情報は時代遅れで、いちいち作文して推敲して記事を上げる人は減っている。そうでなくても日本の人口は減っている。みんな、瞬間的に消費され消え去るLineとかそういったサービスしか使わないのだ。
じゃあブログ村は経営努力しているのかというと、更新する人が数人しかいないカテゴリーをたくさん作って見せかけだけ業績拡大を印象付けるだけで、だんだん使いにくくしている。広告料が取れないものだから有料にして収入を確保するつもりだけれど、私もそうだがこんなサービスに月500円払う人はいない。
広告料頼みのサービスはいずれ廃れるというのは前から書いていることだけれど、ブログ村もこのまま行くとダメかもしれない。まだ、お名前.comのような虚偽広告はしていないようだけれど、そういうものが見受けられるようになったら引き上げ時かもしれない。
[Dec 16, 2023]
ブログ村の順位が妙に上がってきた。アクセス数はむしろ減っているので、他の人達がもっと減っているのだろう。こんなに広告まみれにしたんじゃ自然の成り行きであろう。
先月ブログ村について書いたのだけれど、引き続きブログについての話。新年早々景気の悪い話ですみません。
昨年末にふと見ると、FC2のクレジット決済が不能になっており、有料プランが継続されていない。おかしいな、有効期限切れかなと思ってカード情報を更新しても「決済に失敗しました」とメッセージが出る。
仕方がないので手数料を払ってペイジー払いで決済した。わがブログに広告が入ってしまったら、ブログ村のことを言えないからである。そして、Googleで類似するケースがないか調べたところ、あったどころではない。
なんとFC2はわいせつ動画の温床となっているため警察から目をつけられ、国内カード会社に対し取り扱いしないよう要請があったとのことである。ニュースが出たのは2022年だが、私のクレジット決済は2022年末にはできていた。それが、2023年末にはできなかったのである。
まるで海外カシノのようである。海外カシノも国内カード会社で決済不能で、以前は楽しませてもらったオンラインポーカーが十数年前からできなくなった。その後、ポーカーからもカシノからも遠ざかることになってしまった。
WEBをみると、2022年から断続的に決済できたりできなかったりしたようだが、どうやら全面的にダメになったらしい。こうなると警察とFC2の全面戦争で、どちらかがつぶれるまで終息しない。警察にとって、FC2はハマスなのである。
もちろん、FC2という商店ではカード決済ができないだけで、現金取引は可能である。とはいえ、現金だけでは不便だし、高額の取り扱いは必然的に減る。FC2は将来的に先細りとなるだろう。
もちろん、アダルトサイトやわいせつ動画に活路を見出すしかない企業風土の問題はあるけれど、サーバを海外に置いている海外の会社が、日本ローカルのルールにどこまで準拠できるかという問題があるし、そうしたサービスがなければ収益的に厳しいのは容易に想像がつく。
2018年に忍者からFC2にブログを移して6年目。忍者はその後大規模なサーバダウンを起こしたし、Niftyのココログも利用者が減る一方らしい。Yahooはブログサービスから撤退し、中小業者は他にも撤退したところがいくつかある。
ブログをやる人見る人がどんどん減っているのは明らかで、アクセスが減れば広告料収入も減る。プログ村の広告だらけ、有料化もやむを得ない仕儀だったのだ。
FC2の有料サービスは今年中まで継続したけれど、1年経ってどうするかは考えどころである。業界大手のFC2が成り立たなくて他の会社が大丈夫であるとは思えないし、使い勝手の点でWordPressはブログに及ばない。
それでも、WordPressに移動するのが最善の方法なのだろう。この歳になっても、まだまだいろいろ考えなければならない。
[Jan 5, 2024]
昨年はできたのに、FC2のクレジットカード決済ができなくなっていた。おそらく、警察が了解しないので全面的に止められたのでしょう。カシノサイトと同じですね。