混乱必至の印西市長選

こちらのブログもブログ村に登録したのだけれど、「印西市」カテゴリーにしたところほとんど参加者がいなかった。せっかくだから選挙の話題をこちらに上げることにする。

いまになって住宅建設や企業誘致が進み、40~50年遅れで当初の計画に近づいた感のある千葉ニュータウン。その中核市である印西市長の告示は明日14日だが、公示前から選挙カーが走り回るこれまでなかった事態となっている。(bloggerでは12日付の記事になっているが、これは米国基準時で出てくるからで、upしたのは日本時間13日午後3時。)

前回4年前の選挙では現市長とN国党の2人しか立候補せず、N国党は例によってふざけた候補だったので実質無投票に近かった。(なにせ、公約がゴミの分別をなくします。立候補の理由が、友達が25歳未満で立候補を受け付けてもらえなかったから。)

対して、今回は公示前から立候補予定者が選挙カーを走らせたり戸別訪問をしたり(宗教か?)、当初ポスター8枚の掲示板を用意したのにあわてて16枚のものに差し替えたり(上からベニヤを貼った)でえらい騒ぎとなっている。 

そんなに市長がしたいならなぜ前回立候補しなかったと言いたくなるし、うるさい奴はそれだけで投票したくないが、いよいよ公示となったらどうなるのか興味深い。

現市長は私より11歳年上だから78歳になるはずで、確かにご高齢ではあるが世界一の国で同じような歳の候補が争っているのだからびっくりするほどではない。今回受かれば4期目なので、多選というほどでもない。

これだけ対立候補が出るということはあまり評判はよくないのかもしれないが、市政自体にとりたてて不備があった訳でもないしパワハラで騒がれているとも聞かない。むしろ、旧本埜村・旧印旛村の職員が多すぎるように見えるくらいである。

本当か嘘か知らないが、70代半ばを超えてフィリピンから若い女房をもらったとか、Google進出で手持ちの土地が高く売れたとかいう噂だけれど、そんなの個人の自由だし、土地はニュータウン計画以前から持っていた先祖伝来の土地である。他人がどうこう言うものではなかろう。

むしろ、印西市がかなり注目を集めてきたので、市長になって全国区で名前を売りたいのが多くの候補者の本音なのではないかと邪推したくなる。だから、木下の古い地主・事業主で市議を何期も務めた候補以外は、選挙を宣伝に使いたいという点でNHK党と同じである。

本来、選挙の候補者を事前にどうこう言うのは好ましくないかもしれないが、公示前からビラだのパンフレットだの配っているのだから言われても仕方がない。明日の公示で本当にポスターが貼り切れないくらい立候補するのかどうか、個人的には静かにやってくれとしか言いようがない。(この項続く)

p.s. 千葉ニュータウンの選挙記事、バックナンバーはこちら


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